小児・予防歯科

0才から大人まで、
定期メンテナンスが重要です

歯が生えそろい、永久歯に変わり顎が大きく成長するなど、子供の口腔内は目まぐるしく変化していきます。
そんな幼児期から小児期というのは、これから健康な歯であり続けるために予防をしっかりと行う事が非常に大切です。
ただ歯磨きをしているだけではむし歯は予防できません。確実に予防するためには、正しい歯磨きのしかたはもちろん、
歯科医院での定期チェック、歯を強化するためのケア、さらには食生活の見直しなどが必要になります。

当院で行うこと

定期健診

継続的な歯の健康を守るためには定期的な検診がおすすめです。
毎日のセルフケアが基本ですが、それだけで予防するのは難しいものです。 歯科医院では、歯並びの状態、虫歯チェックや歯の生え変わりチェックなどしていきます。異常があれば、お口の状態に合わせた処置を行います。重なって生えている歯や、段差がある奥歯などは視診でも虫歯を発見できないことがあります。

当院では体への負担が極めて少ないデジタルレントゲンを導入しておりますので、小児期でもレントゲンによる検査をお勧めする場合がございます。

フッ素塗布

フッ素塗布には①歯質に対する作用と、②歯垢中の細菌に対する作用の２つの働きがあります。
乳歯や生えたばかりの永久歯など子供の歯は質が弱く虫歯になりやすいため、フッ素を定期的・継続的に塗布することは①歯質強化と②細菌の活性化を抑制するという点で、むし歯予防に有効です。

フッ素自体は、アメリカでは蛇口から出る飲料水に含まれているほか、身近な飲食品(野菜や牛乳、海産物など)にも含まれているなど、極めて身近に存在する安全で予防効果の高いものです。
保険診療として月に一回、フッ化物を塗布することができるよう認可をいただいておりますので、お気軽にご相談ください。

シーラント

シーラントとは、生えたての奥歯の溝にコーティングを行い、むし歯を予防するものです。
生えたばかりの奥歯は複雑な形状をしているため汚れがたまりやすく、むし歯のリスクが非常に高まります。
コーティングは次第に外れたりしてしまうこともあるため、定期的に検診を行っていただく必要があります。

ブラッシング指導

虫歯予防の基本は歯磨きですが、自己流で行っているとむし歯になりやすいポイントが磨けていないこともあります。
ご家庭で効果的な歯磨きができるよう、お子様の成長段階に合わせて適切なブラッシング指導を行います。
ワンタフトブラシやデンタルフロス、歯ブラシのサイズや毛の硬さなど、歯科衛生士が口腔をチェックしてご説明させていただいております。

食事・食生活指導

虫歯予防は普段の食生活が大切です。
特におやつの食べ方には注意が必要であるため、虫歯になりにくい食べ方のアドバイスや歯磨きのタイミングなどについて指導します。